仏名会の前に二十番札所へ向かう寺趣味者
いくらトンボ帰りとはいえ、三十三間堂だけお参りする訳にはいかない寺趣味者。
「仏名会」の開始は17時なのである。
そこまでの時間を有効に使わなければせっかく久々に京都にやって来た甲斐が
無い。
紅葉シーズンも若干過ぎたとはいえ市内は中〇人で大混雑である。
まあ、京都も日本人の観光客が減ったって言うけれど、納得ですわ。オレだって
京都素通りしてるもんね。
さて、そんなことを考えれば市内を避けた方が良かろう。では何処だ?
善峯寺なんてど~よ?
JR京都線「向日町」駅または阪急京都線「東向日」駅から阪急バス善峯寺ゆきで
終点「善峯寺」下車、徒歩8分。
いやはや…オレも予習不十分で納経帳だけ持ってやって来た訳ですが、車も
一歩間違えばすれ違えないような道を進みます。
そんな道をこんな大型路線バスが通行する訳だから大変だよ。運転士さん1人
じゃ大変だから、途中から誘導員も乗車するからね。
一度、応仁の乱で焼失してますが、五代将軍綱吉公の生母・桂昌院現存の
主な伽藍を寄進・復興した。
桂昌院…あちらこちらで寄進してるよ。結構名前聞くもの。
京都だけでも南禅寺、乙訓寺、清涼寺、西明寺、真如堂、智積院などなど…。
せっかくの善峯寺。奥の院まで行かなければ来た甲斐はありません。
(知ったようなコトを言っているが、なんせ帰りのバスの時間まで1時間以上
あるから、爺さん婆さんが歩いて行く後を付いて行っただけなんだけどね)
奥の院・薬師堂からの眺め。
こりゃ良いや!京都市内が一望だ!
京都タワーも確認出来た。
奥の院まで登って一巡して来れば1時間なんて1時間15分なんて
アッという間よ!
ちなみに、路線バスは1、2月は手前のバス停(1.5㌔ほど手前)までの
運行で、善峯バス停までやって来ません。
この記事へのコメント
良いところに行かれましたね。
私も大好きなお寺です。
京都の観光地は日本語が聞こえてこない感じです。
お気に入りの嵐山の喫茶店に時々行きますが、メイン通りに出ると「私は日本に居るの?」なんて錯覚してしまいます。日本語が聞こえてこないです。
良いような悪いような・・・
来年はもっと増えるとか、思いやられます。
しかし…善峯寺…良いですねぇ~。大原野あたりは穴場かもしれませんね。しかし、この辺りを巡るにはハイキングスタイルで歩かなければダメですね。